あなたの旦那さんは家事や育児を手伝ってくれたりしますか?この記事は夫が家事をしないというタイトルですが、正直これを聞いて耳が痛い男性が圧倒的に多いのではないでしょうか。我が家も今でこそ協力的ですが、最初からなんでも手伝ってくれたわけではありません。
妊娠中のつわりから激痛の出産、産後も授乳と女性に掛かる身体的負担は数えきれないほどあり、子育てで忙しいのにその上家事を全部私がやるのはおかしくない?少しは手伝ってよ。と旦那さんに思っているママさんはかなり居ると思います。
この記事ではに政府のデータなどを参考に、私の旦那のダイチにも協力してもらって、なぜ夫が家事や育児をしないのか、夫がどうやったら家事や育児に積極的に協力してくれるようになってくれるのかを真剣に考えてみました。
もくじ
2 家事をしない夫の意見
3 夫が家事をするようになる上手なお願い方法
3-1 プライドに配慮する
3-2 思いやりを持つ
3-3 具体的に指示する
3-4 褒める
4 まとめ
1 世界の夫の家事事情
夫の家事事情とは世界的に見てどうなのでしょうか。面白いデータがネットを検索したら出てきたので紹介します。日本の内閣府のHPに、夫の協力についてまとめたデータがあります。そこに6歳未満の子どもを持つ夫が、家事育児に費やす時間が国ごとに表記されています。
表記されている国は、日本と同じく先進国であるアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、社会福祉や教育などの評価が高いスウェーデン、ノルウェーです。夫が家事に携わる時間と育児に携わる時間が比較されグラフ化されています。
そのグラフを見ると、残念すぎますが家事育児共に日本は断トツの最下位です。時間にして日本の夫は一日に1.07時間しか家事に協力しておらず、育児には0.39ほどしか携わっていません。
特に家事に関していえば他の国。アメリカ、ドイツ、スウェーデン、ノルウェーは日本の約3倍の時間家事をしているようです。日本の次に低いフランスでさえ、2.3時間ですからいかに日本の夫達が家事をしないかがわかります。
2 家事をしない夫の意見
内閣府のデータを見る限り、日本人の夫がかなり家事に消極的で、実際行動している時間も欧米諸国と比べると明らかに少ないとわかりますが、当事者である日本人夫の意見はどうでしょうか。
今でこそ家事に協力的になった私の旦那のダイチですが、当時はどんな気持ちだったのか、夫目線の意見を聞いてみました。
家事をしない理由ってなんなの?
まず日常的に仕事で疲れているのが一番で、休日もやっぱりゆっくり寝ていたいと思ってしまう。ママも大変なのは頭でわかってはいるけど、なにをどうすればいいかわからなくて面倒に感じてしまっていた。あと言い方にカチンときて、余計にやりたくない気分になってた。
家事をするようになった理由は?
ママが以前体調崩した時に、なんか申し訳ない気持ちになって、あの時少し何か手伝ってたら大丈夫だったかなって。それとお願いの仕方も具体的に指示されるとイメージしやすくて、簡単なことに思えてやるようになったかも。
以上が私の夫、ダイチの意見です。改めて聞くと少し恥ずかしい気持ちもありますが、そんなこと思ってたんだ色々考えさせられました。私の周りにママ友に聞いてみた所、大半がやはり仕事で疲れてゴロゴロしてる旦那さんが多いみたいで、家事も仕方が分からない方が多いみたいでした。
3 夫が家事をするようになる上手なお願い方法
ここまで世界の家事事情から、当事者の夫の意見など聞いてきましたが、夫が家事を手伝ってくれる上手なお願いの仕方を、ポイントに考を考えまとめてみました。
3-1 プライドに配慮する
やはり男性はプライドが高い方が多いと思います。プライドを傷つけるような頼み方をしてしまうと逆効果になってしまい、やってくれそうなこともしてくれなくなり、ケンカになっていしまうかもしれません。
特にどんな仕事をしていても、ある程度自分の仕事に誇りをもって働いてる男性が多いので、仮にケンカ腰に「大した仕事してないくせに」的な発言は禁物です。
腫れ物に触るように接する必要はないですが、あなたも家事や育児に文句をつけられたらイラっとくるのと同じです。相手を尊重した頼み方を意識しましょう。
3-2 思いやりを持つ
相手に対する思いやりは大切です。お願いする時は「いつもお仕事お疲れ様」「仕事で疲れていて申し訳ないんだけど」など一言付け加えるだけでも印象は違ってきます。
返報性の法則と言って、ビジネスシーンなどでもよく使われる人間心理ですがが、何か施しを受けたらお返しをしたくなる感情を抱きます。まずはこちらからコーヒーなど入れてあげてお願いしてみましょう。
自分がされて嬉しい事は旦那さんも嬉しいはずです。思いやりをもって頼んだらきっと協力してくれるはずです。
3-3 具体的に指示する
実際、家事をお願いしてもやってくれない一番大きな原因や理由は、何をどうすればいいか抽象的過ぎてわからないのが原因だったりします。しないのではなく、わからないという感じです。
やったことがない事はわからないわけで、どうやったらいいかも当然わからないので旦那さんも困惑してしまいます。より具体的に指示してあげるだけでイメージしやすくなるので、普通わかるでしょという感情で言わずに、旦那さんの側に立って伝えてあげましょう。
「掃除して」と漠然とお願いするより、「掃除機かけてクイックルワイパーして」「お風呂掃除だけお願い」など具体的に指示してあげるだけで、なんとなく掃除からするべき仕事が明確になって、行動しやすくなります。
慣れない家事をしてくれる旦那さんに、合わせたお願いの仕方を意識しましょう。
3-4 褒める
単純な話ですが、褒められたら嬉しいのは誰でも一緒です。頼んだ家事をやってくれたら思いっきり褒めて、コーヒーやお菓子などお疲れ様も含めて振る舞ってあげてみてはどうでしょうか。次回から率先してやってくれたりもします。
きっかけは様々ですが、私の父は祖父が亡くなって今までしたことのない、庭の手入れを頼まれ最初は渋々引き受けていましたが、終わった後祖母が助かったと喜んで褒めていたら、いつの間にか趣味みたいになって、今では誰も言わなくても庭の手入れをしています。
男性って結構単純だったりもするので、家事を手伝ってくれたら褒めてあげましょう。
4 まとめ
・日本人夫の家事に費やす時間は平均約1時間。ノルウェー人夫はその約3倍。
・家事をしない夫的意見は、仕事に疲れてる、しないのではなく仕方が分からない、という人が多い。
・夫が家事をしたくなる上手な頼み方、お願いの仕方にはポイントがある。
今回家事について調べて一番驚いたのは、世界的に見ても日本人夫は家事に消極的で、欧米諸国はかなり積極的に家事や育児に参加していることです。
最近では「イクメン」と言われる家事や育児に積極参加する男性を称する言葉まで出てきましたが、まだまだ日本は遅れていて、中には家事は女がやるものなんて言う古い考えの男性もいると思います。
今後はもっともっと世の旦那さん達がイクメンになっていったら良いなと思いました。ただそれには妻である私たちも、夫を理解し、自分の都合だけを押し付けずお互い気持ちよく家事や育児に取り組める環境づくりが一番大切だなと感じています。
あとはこれは個人的な意見ですが、現代ではお金で解決できるものも多くあり、家事代行業者、ハウスクリーニング、宅配クリーニング、宅配野菜、ネットスーパーなど、料金はかかってしまいますが、お金で時間や苦労が解消できるサービスも沢山あるので、そういったサービスを利用するのも良いかもしれませんね。
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