妊娠すると妊娠前よりなんだか疲れやすくなったような気がしませんか?私は一人目の時、妊娠初期にはまだ仕事をしていたので、すごく疲れた記憶があります。
元々体力はある方だと思っていましたが、仕事の疲れなのか妊娠の影響なのか、精神的にも不安定になっていました。
妊娠時に疲れるのは当たり前で今では経験として分かっていますが、これから妊娠する方、今まさに妊娠してる方など、なぜ疲れるのか原因と対策お伝えします。
もくじ
1-1 女性ホルモンのバランス
1-2 仕事の疲れ
1-3 運動不足
1-4 精神面
1-5 お腹の大きさ
1-6 貧血
1-7 妊娠高血圧症候群
2 妊娠の疲れはいつまで続くの?
3 妊娠で疲れやすくなった時の対策
1-1 とにかく休む
1-2 適度な運動
1-3 家事を頑張り過ぎない
1-4 リラックスできることをする
1-5 パパのイクメン化
4 まとめ
1 妊娠するとなぜ疲れやすいのか?
妊娠と言っても出産までの約10ヶ月の期間で、身体は目まぐるしく変化していきます。妊娠初期や中期、後期などでは症状や疲れの原因もまた変わってきます。原因も複数考えられ、そういった原因が複数重なり疲れにつながっている場合もあるので、理解しておく必要があるでしょう。
妊娠初期から後期にかけて考えられる、なぜ疲れやすいのか?疲れやすさの原因をまとめてみます。
1-1 女性ホルモンのバランス
妊娠すると初期から後期に関わらず、女性ホルモンが分泌され、ママや赤ちゃんに様々な影響与えます。妊娠にとってごく当たり前で必要なことですが、その影響でママの体調には悪影響が出てしまうことも多々あります。
疲れの原因として代表的になものに、黄体ホルモン(プロゲステロン)という卵巣から分泌される女性ホルモンがあります。この女性ホルモンは、子宮に妊娠出産の準備をさせたり、基礎体温をあげたり、妊娠を出産まで維持する大切な役目があります。
ただ分泌量が多くなると、腹痛や頭痛なども引き起こし、精神的に不安定にしてしまいますので、そういった作用が身体を疲れやすくしている原因だと考えられています。
1-2 仕事の疲れ
妊娠初期では多くの方がまだ仕事をしている状態だと思います。普段から仕事をしている以上はそれなりに疲れは来るでしょう。
それに加え妊娠初期ではつわりなど治まっていない場合が多く、体調不良と仕事の疲れが重なり普段より疲れやすくなるのは、当然かもしれません。
家事も家庭での大きな仕事と言えますので、あれもこれもやらなければと頑張り過ぎは禁物になります。
1-3 運動不足
普段の運動不足の影響で、ストレスや血行不良などが考えられます。妊娠すると体調が落ち着くまで運動など出来る状態ではありませんが、妊娠中期以降は緩やかな運動を心がけましょう。
1-4 精神面
女性ホルモンの影響や初めてのお産では精神的にも不安定になってしまいます。私自身も最初のお産では不安でたまらなかった時もありました。そんな精神面が疲れになっていると考えてもおかしくありません。
1-5 お腹の大きさ
妊娠すると徐々に赤ちゃんが大きくなり、当然お腹も大きくなります。妊娠後期においては羊水や赤ちゃんを含めて約10キロとなり、身体の動きも制限されます。
男性でも日常的に10キロの重りを付けて生活したら疲れてしまいます。そう考えると妊娠後期に疲れるのは当たり前でしょう。私もそうですがそりぁ絶対疲れますよ。
1-6 貧血
妊娠することで赤ちゃんや胎盤などに、酸素や栄養を送る為、今まで以上に血の量が必要となります。そうしたことで知らず知らずのうちに血が薄くなり、貧血気味になり方もいます。
貧血は疲れや倦怠感なども感じやすいので注意が必要です。食事などのバランスや量など意識していきましょう。
1-7 妊娠高血圧症候群
妊娠時には妊娠高血圧症候群に気を付けなくてはいけません。食べすぎや塩分のとり過ぎなどでも引き起こされてしまう、妊娠時の病気ですが、こちらも疲れなど感じやすくなりますので、食事には気を付けましょう。
2 妊娠の疲れはいつまで続くの?
このようになぜ疲れやすいのかは、疲れの原因が重なって複合的に影響を受けているので、人それぞれ違うと思います。また一人目と二人目では疲れに違いがあると感じる方もいます。
その疲れがいつまで続くのか個人差による以上、はっきりとは答えられませんが、目安としては、最初にお伝えした黄体ホルモンの分泌がおさまる妊娠中期以降でしょう。
この期間に入ると、つわりや仕事なども育休に入って、体調面と環境面が少し落ち着く方も多いと思うので、比較的疲れも少なくなるかなと考えます。
3 妊娠で疲れやすくなった時の対策
疲れやすくなったなと感じたらなんなかの対策はしたいところです。もちろん全部が全部効果はあるか分かりませんし、個人差はありますが、私の経験を踏まえてお伝えします。
1-1 とにかく休む
とにかく休みましょう。横になったり寝るなり、しっかり身体を休めることは大事です。家事や小さなお子さんがいれば育児など、休む暇はないかもしれませんが、一度家族の理解を得て休みましょう。
ただ過剰過ぎる睡眠は逆に疲れてしまうので注意が必要です。運動不足にもなりがちなのでそこは意識が必要です。
1-2 適度な運動
これは妊娠中期以降の対策になってくるとは思いますが、妊娠中の運動は大切です。激しい運動や接触のある危険なスポーツはNGですが、ウォーキングやスイミング、マタニティーヨガなど、ゆっくりした運動が良いでしょう。
最近では産婦人科や助産院、ジムやフィットネスクラブなどでも相談やイベントが行われているので、一度参加してみるのも楽しいかもしいかもしれませんね。素敵なママ友もできるかも。
1-3 家事を頑張り過ぎない
どうしても妊娠しているとはいえ、仕事もしないで家に居ると、何かしたくなる気持ちが出ますが、疲れているなら休みましょう。特に妊娠後期では長時間の立ちすぎは身体に負担がかかります。
妊娠時には旦那さんや家族と、家事の分担や役割を決めておくのも大切なことでしょう。この際、パパはイクメンになってもらう努力も必要ですね。いかに家事から手を抜くかは疲れをためないコツと言えるはずです。
お買い物なども疲れてお家から出るのが億劫に感じたら、一時的でもいいので野菜の宅配やインターネットスーパーなど、お家に届けてくれる宅配サービスを活用しても良いですね。
1-4 リラックスできることをする
やはり自分が思ってる以上に妊娠とは精神的に疲れているものです。そんな時は自分にとってリラックスできることをしましょう。
音楽やアロマテラピーなど、人それぞれリラックスできることは違うとは思いますが、自分にとって楽しい事はストレス軽減にもつながり、疲れも癒される事でしょう。
1-5 パパのイクメン化
やはりなんといっても一番の味方であり理解者は、あなたの旦那さんです。そんな旦那さんの協力なしでは、出産はとても大変です。今のうちにイクメンになってもらいましょう。
前もって話をし、妊娠したらこうなるんだよと伝えておくことで、旦那さんも理解してくれるはずです。ちょっとした家事なども、あなたが居なくても出来るように練習してもらいましょう。パパの協力ほど頼もしく、安心できるものはないですよ。
4 まとめ
・妊娠時の疲れは黄体ホルモンの分泌が低下する、妊娠中期に落ち着く人が多い。
・妊娠時の疲れには原因や症状も個人差がある。
・疲れへの対策は無理しないことに尽きる。
・疲れない為の対策を環境面からも整える。
私の経験上もそうですが、妊娠して疲れるのは当たり前だと思います。だってあなたの人生でこんなに大変で大切な出来事ってありますか?
疲れて当たり前だからこそ、肉体面や精神面での準備や対策は大切です。旦那さんの理解も出産に向けて大事なことにもなってきます。
そんな環境面も含めて、自分の疲れの原因を理解し、疲れを上手く乗り切りましょう。
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