妊娠して安定期に入ったら運動はどの程度までしていいの?

子育てあるある体験談
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妊娠すると徐々に日常生活も変わっていきます。今まで普通にできていたことにも制限がかかりストレスなど感じる時も多いはずです。

安定期に入ったら入ったで、どこまで普通にしていいか難しいですよね。初産なら尚更感覚を掴み辛く、二人目以降も上の子を面倒みながらの生活は想像以上に大変です。保育園に連れて行ったり、買い物に連れて行ったり、家事もあり、どこまで身体を動かしたらいいか分からなかったり。

そんな妊娠し安定期について、いつから始まるのか?運動と言ってもどの程度まで大丈夫なのか、調べてまとめてみました。

もくじ

1 妊娠の安定期はいつから?
 1-1 妊娠初期とは?
 1-2 安定期ってなんなの?
2 妊娠して安定期に入ったら運動はしていいの?
3 安定期にして良い事と悪い事
 3-1 軽めの運動
 3-2 マタニティーフォト
 3-3 お友達とランチ
 3-4 食事は要注意
 3-5 転倒のリスク
 3-6 腰痛
 3-7 便秘
4 まとめ

1 妊娠の安定期はいつから?

安定期といっても実際いつからいちまでなのか、つわりを経験するとそう思うのではないでしょうか。早く終わらないかな、この気持ち悪いのいつまで続くの、人それぞれ辛さは比べられませんが、ほとんどの妊婦さんが思うことではないでしょうか?

1-1 妊娠初期とは?

妊娠初期では妊娠に伴い、女性ホルモンの分泌や、味覚の変化、つわり、頻尿や便秘など様々な体調の変化がみられ、精神面でも不安やストレスなどで不安定な時期になります。

また流産のリスクも高く、流産の約8割が妊娠12週(妊娠初期)まで起きる早期流産と言われています。流産は妊娠全体の約15%に起こり、これはママやパパが何か悪いわけでなく、偶発的におきてしまう、誰にでも起きることなんです。

確率的に3回以上流産をしてしまっている場合は、ママかパパのどちらかに問題がある可能性があるので、一度検査にいきましょう。

1-2 安定期ってなんなの?


そんな妊娠初期はとても不安定で繊細な時期といえます。妊娠12週目あたりを境に早期流産のリスクは低下し、妊娠15週目あたりには胎盤もしっかりしてくるので、それに伴いつわりなどのママの体調も落ち着いてきます。

一般的に安定期とは妊娠5~7ヶ月の期間をいいますが、安定期の判断はお医者さんの判断になってきますし、ママさんによってはつわりがまだあったり、最後までほとんどないママもいます。人それぞれに個人差があるので、つわりの落ち着きや胎盤の状態も見て、妊娠16週目以降に入っていたら、安定期としていいでしょう。

ただし目安としてあくまでもとらえて頂きたいです。人によっては安定期はなかったというママさんもいますし、安定期だからといって安心できるとはいえません。しっかりと安静にしながら生活していきましょう。

2 妊娠して安定期に入ったら運動はしていいの?

安定期に入ると少し体調も戻ってくるので、色々と動いてしまいがちになります。特に二人目以降のお子さんの場合は、少し初産の時より精神的に余裕もありますので、尚更家事や育児で行動的に動いてしまいがちです。

私自身も買い物などに行くときは普段自転車を使用していた為、少しなら大丈夫かなと思い、上の子を自転車に乗せて何回か買い物に出たことがありますが、よくよく考えれば危なかったなと思います。

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転倒の危険や、自転車の足の上下運動は身体の負担になります。安定期と言っても妊娠中の話であって、やはり妊娠した時から普段の身体とはリスクが異なりますので、気持ちはわかりますが運動も含めて動き過ぎには注意しましょう。

3 安定期にできる事と注意点

安定期に入ったら少しずつ余裕が出てくるのも確かなので、激しい運動や危険なことは避けなければいけませんが、軽い運動などは必要になってきます。運動も含めて安定期に出来る事、注意点などをお伝えします。

3-1 軽めの運動

安定期は適度な運動が必要です。ただし激しい運動はNGです。ランニングなどの運動も注意が必要です。ゆっくりとした運動が良いでしょう。ウォーキング、マタニティーヨガ、マタニティースイミングなど、動きが緩やかで接触などの危険が少ない運動が好ましいです。

私は運動を意識して二人目の時は、息子とお散歩がてら買い物に行くようにしていました。何回か大丈夫だろうと自転車に乗ってしまいましたが、それ以外は歩いての買い物でした。荷物が多くなるのであまり沢山は買えませんが、良い運動になっていた気がします

3-2 マタニティーフォト

最近では妊娠した姿を写真におさめるマタニティーフォトが人気です。大きく膨らんだお腹に素敵なペイントをしたり、可愛いドレスを着たり、赤ちゃんを身ごもって居る時だからこその想い出を写真に残しておくことは、安定期にできる一つの楽しみと言えるかもしれませんね。

将来、生まれてきたお子さんとその写真を見て、一家団らんを想像して撮る写真は、自然と笑顔になっちゃうこと間違いなしですね。

3-3 お友達とランチ

妊娠初期では体調も精神的にも不安定で、お友達と会う気分でないなんて日もあります。安定期という短い期間ですが、妊娠後期になると徐々に外出も安心して出来なくなってくるので、安定期の内にランチなど会う機会を作っても良いかもしれません。

3-4 食事は要注意

妊娠初期の体調不良が落ち着くと、ついつい食べすぎや動かなすぎによる体重の増加が心配です。急激な体重増加は赤ちゃんも含めて出産に影響してくるので注意しましょう。また塩分などのとり過ぎなども妊娠高血圧症候群のリスクが高まるので、普段以上に注意が必要です。

食事バランスは気を遣うとは思いますが、厚生労働省のホームページを見れば「食事バランスガイド」や「妊産婦の為の食生活指針」など、食事について詳しく解説されているので一度目を通しておくと、目安になります。

3-5 転倒のリスク

転倒時の衝撃は母子共に危険です。妊娠後期にかけてはお腹もかなり大きくなり、落ちた物を拾うなど、自分の思ったことが普通に出来ないような状態なります。外出時などは特に注意が必要です。

階段などの多少の上り下りは問題ありませんが、やはり屋内外含めて、転倒のリスクは常にありますので、ゆっくりと意識して生活してください。

3-6 腰痛

どうしても妊娠すると、子宮の増大、女性ホルモンの分泌、重心の前方移動などの影響で、腰痛になるママさんが多いです。「猫のポーズ」などおうちで簡単にできるポーズや、いざなってしまった時の為に、妊婦帯などの準備をしておくことも大事です。

3-7 便秘

赤ちゃんが大きくなるにつれてどうしても内臓が圧迫されます。それによって便秘になりやすいと言われており、普段から便秘がちのママは注意が必要です。

便秘予防の為にもやはり食事のバランス、野菜を食べ食物繊維をとることを心がけましょう。

4 まとめ

・妊娠初期は流産のリスクが大きい。
・安定期は一般的に妊娠5~7ヶ月の期間を指し、妊婦の体調や胎盤の状態など総合的に判断する。
・安定期は個人差があり、遅い人もない人もいる。
・安定期はあくまでも目安として考える。
・安定期といっても激しい運動は控え、適度な軽い運動を心がける。
・安定期は食事にも気を遣い、食べすぎや塩分のとり過ぎには気をつける。
・妊娠すると腰痛や便秘にもなりやすいので注意が必要。

どうでしょうか?安定期といえども注意や意識することが多いと感じるかもしれませんが、あまり神経質になりすぎるのも良くありません。食事や運動に意識しながら出産を迎えましょう。

出産はあなただけの問題では決してないので、家事や買い物、運動も、パパさんや家族と一緒に乗り越えていけるよう努めましょう。

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