離乳食の豆腐はいつからどのくらいの量をあげたらいいの?アレルギーの心配は?

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離乳食を始めると、どうしても気になるのがアレルギーの心配です。母乳やミルクではそういった心配は少なかったかもしれませんが、離乳食ではアレルギーの心配や、食べる量から栄養素まで、違った苦労や悩みが出てくるはずです。

離乳食初期では食べられる物も限られ、いつからこの食材を食べられるのか?、どのくらいの量を食べるのか?などよくわからないことも沢山あります。

離乳食で使い勝手の良い、お豆腐もその中の一つではないでしょうか。お豆腐はいつから食べて良いのか、食べて良い量や注意点など、私の離乳食経験も交えながら、調べてまとめてみました。

もくじ

・1 離乳食で豆腐を食べる時の注意点
  1-1 大豆アレルギー
  1-2 タンパク質
  1-3 雑菌
  1-4 種類
・2 離乳食で豆腐はいつからをあげて良いの?
・3 離乳食の豆腐はどのくらいの量が良いの?
・4 離乳食初期中期の簡単豆腐レシピ
・5 まとめ

・1 離乳食で豆腐を食べる時の注意点


離乳食に初めて取り組むママさんは、メニューや食材選びにも不安があるかもしれません。妊娠してからずっとそうだとは思いますが、自分だけの食事ではなくなるので当然気を遣うところですね。

特に離乳食に関していえばアレルギーの心配が大きいところかと思います。豆腐はどこのスーパーでも売っていて値段もお手ごろですし、使いやすさも抜群なのでぜひ活用して欲しいところですが、注意点もいくつかあるので、しっかり頭に入れて離乳食ライフを送りましょう。

1-1 大豆アレルギー

離乳食で最も気にする事は、赤ちゃんの食物アレルギーではないでしょうか。そんなアレルギーの代名詞ともいえるのが、大豆アレルギーです。豆腐の主原料は大豆ですので当然大豆アレルギーには注意が必要です。

アレルギーについては事前の検査も可能ですが、実際食べさせてみないとわからないことがある為、離乳食での大豆製品には十分注意が必要になってきます。初めて大豆製品を与える際は、一さじずつ様子を見ながら与えていく事が大切です。

1-2 タンパク質

本来豆腐は消化に良い食材として親しまれていますが、赤ちゃんはタンパク質を消化しにくい時期になります。離乳食を開始する初期段階(生後5~6ヶ月頃)では、タンパク質は胃腸に負担がかかります。

栄養素として重要な成分ではありますが、離乳食としてあげる際は量に注意が必要です。成長するにつれて消化機能も向上しますので、離乳食の時期だけ意識与えるようにしましょう。

1-3 雑菌

豆腐を離乳食で使う場合は一度加熱した方が安心です。もちろんそのまま使うのも可能ですが、どうしても乳幼児のお子さんは免疫力が大人と比べて劣る為、加熱した方が雑菌などは殺菌できますので、加熱して使いましょう。

当然市販の豆腐は製造する段階で、十分に衛生環境に考慮された工場で製造されているとは思いますが、容器やパッケージなどは購入時に、不特定多数の人の手に触れられている場合がありますので、加熱した方が安心できると思います。

1-4 種類

豆腐と一言で言っても、絹豆腐、木綿豆腐、高野豆腐、など沢山種類があります。どれも栄養価優れていて素敵な豆腐さん達ですが、離乳食で使うのは絹豆腐からが良いと思います。理由は絹豆腐は食べて分かるように、豆腐の中でも口当たり食感がなめらかで、食べやすいからです。

赤ちゃんは食感なども大切になってきます。異物感などを感じると味などに関係なく、反射的に吐き出してしまったりもしますので、お豆腐の中でも一番食べやすい絹豆腐を使うのが良いでしょう。

市販されている絹豆腐でも更に滑らかな物もありますので、赤ちゃんのお気に入り豆腐を見つけてあげるのも、離乳食の楽しみ方かもしれませんね。

・2 離乳食で豆腐はいつからをあげて良いの?


お豆腐の注意点を紹介してきましたが、気になるのは離乳食としてお豆腐をいつから使って良いのかだと思います。アレルギーやタンパク質の心配もありますし、気になるところですよね。

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厚生労働省の離乳食に関するデータでは1430人中457人、約3割のママさん達が離乳食初期(生後5~6ヶ月)にお豆腐をあげていることが分かります。タンパク質性食品の中では一番使われている食品です。そして中期以降では約8割のママさん達に使われているのが分かります。

厚生労働省の推奨では、アレルギーの心配の少ないお米(10倍粥などのお粥)から開始して、慣れてきたら野菜や果物、更に慣れてきたら豆腐や白身魚などと明記されています。

ですので、私の経験も入ってしまいますが、離乳食初期の5~6ヶ月から使って問題ないと思います。実際私の場合、お粥やすり潰した野菜に慣れてきた段階で使っていきました。量には気を付けましたが、問題なく食べてくれたので、その後は離乳食でよく使った食材の一つになります。

・3 離乳食の豆腐はどのくらいの量が良いの?


離乳食でお豆腐を使う際、気になるのがいつからあげて良いのかの他に、どのくらいの量をあげて良いのか、赤ちゃんにあげる量の問題です。当然食べる量によってもアレルギーや消化の問題がありますので、目安が欲しいところですよね。

こちらも厚生労働省の推奨では、5~6ヶ月頃、7~8ヶ月頃、9~11ヶ月頃、12~18頃というように、いわゆる初期、中期、後期、完了期に分け、目安となる量が明記されています。各時期によって離乳食の考え方が少し違うので、理解しておくと悩まずに取り組めるかと思います。

まず初期では食材に関わらず1日1回1さじを目安に、基本的にお粥をメインに、野菜や豆腐などもすり潰したなめらかな状態で食べさせてください。母乳も離乳食初期の頃は飲みたいだけ飲ませて構いません。最初の一ヶ月は食事に慣れていく練習期間です。食べても食べなくても気にしないくらいの気持ちで取り組みましょう。

次に7~8ヶ月頃の中期以降は、1日2回食にして食事のリズムをつけていく期間です。豆腐に関しては30~40gが目安量となっています。もしお豆腐をあげる際には1回に10~20gずつ他の食材と使っていくのが良いかなと思います。

9~11ヶ月頃の後期では45g、12~18ヶ月頃の完了期では50~55gが目安量です。この頃にはひとまずアレルギーの心配も少なくなってきてる頃なので、安心してお豆腐を使っていけるかなと思います。

ただあくまでも上記は目安量ですので、赤ちゃんの成長具合やアレルギー反応次第では量も当然変わってきます。毎回様子を見ながら離乳食に取り組んで行くのが大切です。

・4 離乳食初期中期の簡単豆腐レシピ

ここまで離乳食でお豆腐を使うメリット、いつから、どのくらいの量を目安に使ったら良いかなどお伝えしてきましたが、ここでは私が当時よく息子や娘に食べさせていた離乳食をご紹介したいと思います。

手軽にできてお豆腐はどこでも手に入ると思いますので、ぜひ試してみてくださいね。ちなみにうちの子供たちは、今でもお豆腐が大好きなので、離乳食が良かったからかなと勝手に思っています。笑

なめらかお出汁豆腐

材料 絹豆腐20g お出汁10g

材料はこの2つだけです。離乳食初期ではまずは食感や食事そのものに慣れてもらう練習なので、絹豆腐をスプーンなどで軽く潰して、そこにお出汁を少し加えた物です。

実際、食べても食べなくてもあくまで練習なのでこのくらい簡単で良いと思いますよ。ちなみに余った豆腐は大人用に冷やっこや、お味噌汁に入れちゃいます。余った豆腐の使いまわしは、衛生的にも良くないのでしない方が良いと思います。

納豆豆腐

材料 絹豆腐30g ひきわり納豆 お出汁10g

材料はこの3つです。上のお出汁豆腐にひきわり納豆をプラスした物になります。少し離乳食にも慣れてきた中期以降は納豆を入れて更に栄養満点になるので良いと思います。ここに潰したお野菜なども全然ありなので、やってみて下さい。

消化のことも考えて納豆はひきわり納豆が良いと思います。普通の小粒や大粒納豆を使う際はスプーンやフォークで潰してあげると食べやすくなります。

大人もこれに刻んだオクラやネギを入れると、一品おかずになっちゃいますので、是非お試し下さい。

・5 まとめ

・離乳食でお豆腐を使う場合、アレルギーなどいくつかの注意点に気をつける。
・赤ちゃんはタンパク質の消化が苦手なので、初期中期では特に量に気をつける。
・お豆腐は離乳食初期からあげていいが量に気をつける。
・離乳食で使うお豆腐は、最初は絹豆腐が良い。
・お豆腐の目安量は、初期1さじくらい、中期30~40g、後期45g、完了期50~55g。
・離乳食は中期以降は2~3回と回数を増やし、目安量を参考に配分すると良い。

離乳食でお豆腐は手軽に購入できて調理も簡単、他の食材との相性も良い便利食材です。そんなお豆腐を使わない手はないと個人的には思っています。

初期ではアレルギーやタンパク質の消化問題など、少し不安な点もありますが、徐々に中期以降は離乳食にあなた自身も慣れてくると思いますので、あまり堅く身構えづに楽しんで離乳食に取り組んで欲しいところです。

いつからあげていいか、あげる量、アレルギーになるかならないか、タンパク質を消化できているかなどは、どうしても個人差があり、赤ちゃんの成長具合にも左右されますので、目安時期や目安量を参考に様子をみながら進めていきましょう。

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