私は産まれてすぐから母乳がよく出る方で、子供も母乳大好きでした。母乳はそれだけで栄養があるとされているので私自身はあまり離乳食に前向きではなく、まぁそのうち程度でした。
しかし主人は自分たちが食べている時、子供がジーッと見ているのに食べさせないのは可哀想だと言って早く離乳食を食べさせたがりました。
【離乳食作り】に気が滅入る。やっぱり母乳が一番?
我が家は核家族。主人がそう言うのに特に理由もなく反対するのもどうかと思い、子供が5ヶ月になる頃始めてみました。私は幸い専業主婦だったので、公的機関が主催する離乳食教室に参加して勉強したり、先輩ママに聞いたりしながら知識を得て始めてみたものの、ガッカリすることだらけ。
子供にはやはり栄養あるもの、体に良いものを食べさせたいので、とにかく手作り。出汁は鰹節と昆布でとったし、何でも生はダメだというのでまず茹でて潰して…塩を入れれば美味しいだろうに、と思いながらも腎臓に負担がかかるので入れず、食べて良いもの悪いものをリストで確認したりネットで調べたり、少々高くても子供が好きならと買ったりしました。
でも母乳が好きな子は大抵母乳が1番なんです。そうやって気を遣って頑張ってせっせと作っても「プイッ」とされたり「べー」と吐き出されたり…ホント気が滅入りました。
【感謝感激!!】役所専属栄養士さんによる離乳食指導
先輩ママに聞くと最近のレトルトは栄養もちゃんと考えられているから悪くないよ、と言われ試してみたもののダメなものはダメ。食べなくて食べなくて困り果て、役所に電話して専属の栄養士さんに家庭訪問してもらいました。
そこで実際どうやって作って子供に出してるかを見てもらい実際に食べさせる姿も見てもらった後に、その方にやっていただくのです。するといつとより食べる。何が違うかというと食べさせるペースと声がけと目の高さ、それを真似してやってみたところ少し改善されました。ですがやはり食べる量は少なく、こっちが頑張れば頑張るほど心が折れます。
【頑張りすぎない離乳食】母乳とのバランスと考え方
そんなある日、すでに子育てを半ば終えた方から「うちも食べなかったけど母乳飲んでたからそれでいいやと思って気にしなかった」と言われ、その途端一気に胸のつっかえが降りた気がしたのです。
その日からもう必要以上に根詰めることはやめました。食べなければそれまで。頑張らない。子供が食べるものだけ食べさせる、その中に粉ミルクを入れてみたり豆乳を入れてみたり、野菜の潰したものをさりげなく入れてみたり…「食べてもらおう」ではなく「たべてくれるかなぁー」の気持ちで軽く軽く考えるようになりました。それでだいぶ違います。
その代わり母乳を通して子供に栄養が行くので自分の食事は気をつけて。できるだけたくさん食べる。栄養のあるものを食べる。それでいいと思います。頑張りすぎないで下さいね。
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