妊娠中の買物で気をつけていたことは、とにかく重いものは極力持たないようにするということです。もともと体力はあったので、ついつい重いものという自覚なしに、重たいものを平気で持ってしまうのですよね。知らず知らずのうちに、持ち上げる時とか、ぎゅっとチカラを入れてしまっているのに、あまり自覚なくやってしまっていました。
妊娠中も、産後の育児中も、あえて【頼る。甘える。】
気持ちの上では「平気」でも、体にとっては「平気でない」のですよね。そういうことが多々ありましたので、日頃から意識して、あえて荷物は極力軽くして、周りに持ってもらえるようだったら協力をお願いするようにしました。あまりお願いするのは得意ではなかったので、気持ちの上では抵抗がありましたが、周りに甘えさせてもらうことを練習するつもりで、やってみました。
そのお蔭か、妊娠前はたいてい自分でやってしまっていたのが(その方が早いですし)、周り(特に主人)にうまくお願いして、頼ることができるようになりました。少しは甘え上手になれたということでしょうか。特に産後1ヶ月目、まだ自分の回復期でもあり、子どものお世話にも慣れずにヘトヘトになっていたとき、上手に甘えられたのは、自分にとっても、家族にとっても、すごく大きかったように感じています。
【子供の成長で新たな悩み】
その赤ちゃんも、大きくなって、どんどん自分の足で歩けるようになって、苦労したのは、スーパーマーケットでの買物。とりわけ大きなショッピングモールでは、広いし、見たことのないものだらけだし、もう大興奮。変なテンションになってしまって、喜びの声をあげて売り場の通路を猛ダッシュ、しかも何往復もするので、他の買い物客にご迷惑にならないようにするので大変でした。
好奇心旺盛で、事あるごとに「これは?」「これはなに?」と訊きまくっていた時期でもあったので、売り場の棚にならぶ商品ひとつひとつ指差しては、飽きもせずに「これは?」と訊いてまわっていました。答えないといつまでも訊きつづけるので、本人が納得するまでつきあって、ひとつひとつ「おしょうゆ」「ぽん酢」「めんつゆ」などと答えていました。
今では笑えますが、当時はまるで修行のように感じました。通り過ぎる人が、微笑ましく見てくださっているのが救いでしたが、相当おもしろい光景だったろうな、と思います。
【誰もが経験!?】イヤイヤ期の意外な解決法とは?
イヤイヤ期が始まった頃には、「行くよ」「いやだ」の応酬が繰り広げられました。地面に寝転がったり地団駄踏んだりして「いやだいやだ」言うのはマンガかお話の中の出来事のように感じていたのですが、実際に我が子がお店の床に転がって「いやいや」叫んでいるのをみた時、思わず「ほんとに、床に転がってイヤイヤって言うものなんだ…」と妙な感慨を覚えました。
でも、やはりイヤイヤされるのは、本人もイヤでしょうけど、周りもイヤですよね。そこで、どうしたら機嫌よく一緒に買物を楽しめるのか、色々試してみました。
すると、どうも何らかの役割をお願いすると、かなり機嫌よくお買い物の時間をすごしてもらえることに気づきました。買い物かごを一緒に持ってもらったり、買うものをかごに入れてもらったり、一緒にカートを押すのを手伝ってもらったり、メモをわたして今日買うものを教えてって頼んでおいたり。
お母さんと一緒に、自分も買物をしているんだ、という実感が嬉しかったようです。ここでも、本当は全部親の方でやってしまうのが早いし簡単なのですが、あえて子どもに頼ってお願いするのがポイントだな、と感じています。
頼られる、役に立っている、という実感は、大人も子どもも嬉しいと感じるものなんですよね。お買い物でもそういう感覚をもってもらえるので、子どもに甘えて活躍してもらう、というのはとても良いやり方だな、とフル活用しています。
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