栄養満点!【かぼちゃの簡単レシピと選び方】

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どうもダイチです。いきなりですが冬の野菜と言えば、あなたはどんな野菜を思い浮かべますか?私は真っ先にかぼちゃをイメージしちゃうんです。なぜかというと、実家に帰ると祖母がひたすらかぼちゃの煮物を作りまくっていたからです。笑

そのせいで私はかぼちゃの煮物があまり得意ではありません…。ただ祖母的には、常温保存が効いて、煮れば簡単に食べれる南瓜が手軽で好きなようです。そんな思い出深い、かぼちゃについて、旬、食べ方、選び方、栄養、そして簡単で美味しいとっておきのレシピをまとめてみました。

もくじ

かぼちゃの旬
かぼちゃの正しい選び方
かぼちゃの簡単レシピ
かぼちゃの豆知識
まとめ

かぼちゃの旬

一般的に旬とは、その食材の味が一番良い時期のことを指し、新鮮で市場にも沢山流通するタイミングでもあります。だからこそスーパーや八百屋さんでも安く買うことが出来るんです。味の他にも旬の野菜は栄養価が高く、野菜の多くは取れたての新鮮な状態が一番美味しいので、収穫時期が主に旬とされています。

ただかぼちゃに関しては少し他の野菜と違います。用途や品種にもよりますが、収穫時期は夏から秋にかけ収穫され、収穫後は一度倉庫や冷蔵庫など日が当たらず涼しい環境に保存されます。これはかぼちゃの美味しさの秘訣とも言えるのですが、一回熟成させるんです。

収穫し貯蔵されることで、かぼちゃに含まれるデンプンが糖に変わり、かぼちゃ特有のあの甘さが出るんです。こうすることで美味しさが増します。実際私が働いていた北海道の農家さんでも、夏が終わる頃に収穫し、日の当たらない倉庫にしばらく寝かせていました。

採れたてのかぼちゃも食べてみましたが全然美味しくない、甘さが一切ないかぼちゃでガッカリしたのを今でも覚えています。なのであなたの食卓にあがるほとんどのかぼちゃは、生産者さんや小売店の方がしっかりと美味しさを増した状態で販売しているんです。

ですからかぼちゃの旬は冬。冬によく食べられ一番美味しいとされてるんです。国産はもちろんのこと、輸入の物も同じように寝かせてあるのでしっかりと甘さはあります。

八百屋時代には、あまりの美味しさに勝手に国産だと勘違いされた奥様もいらっしゃって、実はニュージーランド産だと言い出せなかったくらいです。こうした輸入品のことを考慮すると、かぼちゃの旬は一年中と言ってもいいのかもしれませんね。ひとまずここでは国産のかぼちゃの旬は、冬とします。

かぼちゃの正しい選び方

冬が旬のかぼちゃですから、旬ならばスーパーでどれを購入しても比較的味は良いと思います。ですがやはり正しい選び方でかぼちゃを選んでもらいたいので、ここではかぼちゃの正しい選び方について書いていこうと思います。

この正しい選び方を覚えておくことで、野菜そのものの美味しさでお料理を一段と美味しくできますし、スーパーでちょっとしたお得感を感じることもできます。お買い物もいつもより楽しくなっちゃうかもしれませんよ。

ヘタがコルク状か


これはスーパーなどでカットされていない場合に見ていただきたいのですが、ヘタが乾燥してコルクの様な状態のかぼちゃは、しっかり完熟させた証拠です。先ほど言ったように、しっかりと収穫後に寝かせていないと甘味が少ないですから、選ぶ場合は意識して見ましょう。

色の違う部分が、黄色く濃い色か


こちらもカットされていないかぼちゃの場合ですが、表面で一部緑ではなく黄色やオレンジの部分があるのを、あなたもご覧になったことがあるでしょうか。その部分は収穫される前に、地面に接していた部分で、実は中の果肉の色と一緒なんです。

ですからこの色の違う部分を見ることで、大凡の中身の果肉の色が判断できます。この色が薄い物などあれば中身がまだ完熟しきっていない場合がありますので、色の濃い物にしましょう。カットされずそのままのかぼちゃは、果肉がどうなっているのかわかりませんから、この方法でチェックしてみてください。

丸々していて大きく重量があるか


形は歪な物よりもバランスが取れた形の物を選び、持ってみてずっしりと重さを感じない場合は、果肉がしっかりとしていない場合があるので、なるべく手に取り重さを感じるかぼちゃを選んでみてください。

ただこれに関しては陳列される前に店員さんが気付く場合が多いですし、サイズも統一された物を陳列しているかと思いますので、そこまで一つ一つ違いはないと思います。

種が大きいか


次にカットされている場合の選び方です。最近では食べやすい使いきりサイズにスーパーでカットされ販売されている事も多くなってきたので、よく目にするかぼちゃはもしかしたらこちらかもしれませんね。カットされてる分、果肉や種が良く見えるのでしっかり吟味しましょう。

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種がしっかりしている物はそれだけ成熟している証拠でもあります。逆に小さく平べったい種は未熟とも言えますので、種の大きさに違いがあればなるべく大きくぷっくりした物を選びましょう。

表面が乾いていないか


最後にこちらもカットされているかぼちゃの場合ですが、ラップされた果肉が白く乾いている場合があります。これはお店でカットされラップされてから時間が経っている証拠です。白いのはカットされた断面のデンプンが乾燥してしまうことで白くなってしまうんです。もし断面が白くない物があればそちらを選びましょう。

特段品質には問題なくカビではありませんが、お店としても売れ残れば次の日に持ち越します。鮮度を選ぶ基準としては取り入れてもいいでしょう。以上が南瓜の正しい選び方になります。しっかり正しい選び方を覚えて、周りのママさんたちに差をつけちゃいましょう。

かぼちゃの簡単レシピ

折角正しい選び方で旬のかぼちゃを手に入れても、しっかり味付けしてあげないとかぼちゃが可哀想ですよね。なにより選んだ苦労が水の泡になってしまいます。加熱したホクホクのかぼちゃは甘味が強いので、お菓子にもよく使われます。パンプキンパイとか美味しいですよね。

この甘みを活かし、尚且つ毎日忙しいママさんを意識した、旬のかぼちゃを簡単に味わうことが出来る、栄養満点な時短レシピを考えましたので、ぜひ試してみてください。

ダイチの簡単レシピ【かぼちゃのチーズ焼き】

材料

南瓜1/8個 250グラム、ナチュラルチーズ(とけるチーズ)50グラム、塩、コショウ、パセリ

1、かぼちゃは皮を洗い種を取り、食べやすい大きさに切る。この時あまり大きく切りすぎると火が通りにくいので注意です。目安は1センチくらいの薄切りです。かぼちゃは硬くて包丁が入りにくいので、もし切りづらいようなら加熱してから切りましょう。

2、1で切ったかぼちゃをレンジで串が通るまで加熱する。目安は500ワットで2分くらいです。しっかり生の部分がないように加熱してあげてください。

3、2で加熱したかぼちゃに塩コショウをし、上からチーズを乗せ、再度1分くらい加熱してください。塩コショウはお好みです。

4、チーズが溶けたらラップを外し、最後に上からパセリを散らして完成です。お皿が熱くなってるかもしれませんから気をつけて。

どうですか。簡単でしょう?かぼちゃの甘味と塩コショウがちょうど良い感じで、コンロを使わず使うのはレンジだけなので、子供と一緒にお料理が出来て、パパのおつまみにもピッタリなんです。早速自分で選んだ旬のホクホクかぼちゃを家族に振る舞ってあげましょう。

お好みで玉葱とベーコンを炒めたものを足しても美味しいですし、余ったらお鍋に牛乳を入れ、お好きな野菜を追加してかぼちゃスープなんかにしても美味しいですよ。皮つきなので栄養も満点です。

かぼちゃの豆知識

日本にかぼちゃがやってきたのは、16世紀頃に東南アジアの国カンボジアからポルトガル人によって、九州に伝えられたと言われています。あのカンボジアがそのまま伝言ゲームのように段々なまって「カボチャ」になったと言われています。漢字では「南瓜」と書き、ちゃんとそういうことも考えて漢字になってるんだなと感心しますね。

日本では輸入により比較的一年中流通しています。原産は中南米と広く、ヨーロッパはもちろんのこと世界中で愛されている野菜になります。最近ではハロウィンなども流行ってきたので、食用でない鑑賞用のかぼちゃも流通しています。

日本のかぼちゃとして有名なのが、神奈川県の三浦で生産されている「坊っちゃんかぼちゃ」です。小さくて可愛く、しっかりとした甘みが特徴です。小さいので使い勝手もよく残さず食べられて良いですよ。その他にも生で食べられる「かぼっコリー」などがありますので、気になる方はチェックです。

まとめ

・かぼちゃの旬は冬
・正しい選び方と食べ方を知ることで、料理がより美味しくなる
・加熱したかぼちゃはとても甘い
・カットする時は硬いので注意する
・かぼちゃの名前の由来は、カンボジア

古くから「冬至に南瓜を食べると、長生きできる」と言われています。それくらい栄養価も優れています。この機会に栄養豊富なかぼちゃを食べて、家族みんなで元気に冬を感じてみてはいかがでしょうか。

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