我が家には、30代の働き盛りの夫と、離乳食真っ只中のもうすぐ一歳になる息子が居ます。夫は高校を卒業し、進学してからずっと一人暮らしをしていて、私と暮らすようになる前は、一日一食、コンビニ弁当で済ませる生活を何年もしていたそうです。
不健康な夫の為、バランスの良い食事作りを心がけています。
出会った当時は細く、不健康そうな見た目をしていました。それも好きな食べ物はお肉やラーメン。男の一人暮らしなら仕方のないことなのかもしれませんが、栄養バランスなんて考えたこともないそうです。彼とは逆に、私は野菜が大好き。お肉やお魚も好きですが、一回の食事の中に野菜が数種類含まれていないと、食事らしい食事をした気になりません。
そんな私と結婚し、夫はそれまで食べたことのなかった野菜をたくさん食べるようになりました。出会った頃に比べると、毎日三食食べるようになったこともあり、体重は増えてしまいましたが、毎年の健康診断は一度も引っかかったことがありません。
そして昨年は息子が生まれ、今は離乳食を進めています。息子はありがたいことに今のところ好き嫌いもなく、毎回完食してくれます。お肉やお魚も食べられるようになり、時間がない中での調理は大変ですが、作り甲斐があり、とても楽しいです。
離乳食も意識しながらの、絶品カレー作り。
息子にも野菜をたくさん食べる子になって欲しくて、離乳食のメニューにも多品目の野菜を使っています。大人用の食事に使用した野菜を、離乳食に使用することが多いです。最近では大人用のカレーに使用した野菜を使い、息子には細かく刻んだラタトゥイユもどき。カレーは市販のカレールーを使用します。
材料はまず鶏肉、そして野菜は玉ねぎ、トマト、ナス、ピーマン、ズッキーニ、にんじん、しめじ。はじめに鶏肉を色が変わるまで炒め、玉ねぎを入れます。食感を残したいので、サッと軽く。次にトマト以外の野菜もすべて入れ、チューブのにんにく、生姜を加えて絡ませます。それからトマトを入れ、少し煮てから水を加えます。
トマトの水分があるので、カレールーのパッケージに書いてある容量よりも少なめです。煮込んでいくと灰汁が出ますが、野菜の旨味まで捨ててしまわないように注意。そしてルーを入れ、ゆっくりと混ぜながら溶かし、煮込めば完成。
隠し味にソースと焼肉のたれをそれぞれひと回し程度入れると、味が引き締まってより一層美味しくなります。元々カレー好きな夫は、これを作ると毎回何杯もおかわりしてくれます。たくさんの野菜を摂れて、私も大満足です。
【アレンジはトマトとツナ缶】トマト好きの息子も大満足！
息子には同じ野菜を全て細かく刻み、トマトで煮込んだものにツナの水煮缶を加えたものをアレンジして食べさせています。なんちゃってラタトゥイユです。息子はトマトが大好きなので、こちらも大喜びで食べてくれました。夫と息子、どちらにも毎日健康で元気に過ごしてほしいので、これからも野菜をたくさん使った料理を作っていこうと思います。
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