43歳の専業主婦です。現在娘は10歳になり、元気に小学校に通っております。娘は小さな頃から男の子のような遊びばかりが大好きでした。お気に入りはトーマスとトミカです。洋服もトーマスが大好きで女の子なのに、いつも洋服は男の子が着るような服でトーマスが描いてある洋服なら喜んで着てくれました。
トーマス大好き。今は女子力よりもプラレール。
そんな娘は主人の祖父母の家に遊びに行くのが大好きでした。我が家から車で1時間半くらいのところに住んでおり、幼稚園に入園するまでは、たびたび遊びに行っておりました。義母はとても娘を可愛がってくれていました。
その溺愛ぶりはトーマスのグッズやトーマスの洋服を毎回用意してくれるほどで、泊まりで遊びに行った際には、よく義母が自分のメイクをする時に娘にも少しメイクをしてくれました。娘はファンデーションと口紅とアイシャドウを塗ってもらい、「わたし、かわいい?」と私達によく見せてくれたのを思い出します。
娘もお化粧した自分を鏡で見ながらニコニコ笑顔で喜んでいて見ていて可愛かったです。あんなに男の子のおもちゃが大好きだった娘が、女の子らしいところもあるんだなと思い、主人と相談しておもちゃのメイクセットを購入してあげることにしました。
メイクセットには子供でも使えるマニキュアや口紅などが入っており、娘は大喜びしてくれました。しかし数日後には、やっぱりトミカの車を部屋中に散らかしながら、トミカを走らせておりました。やはり娘はプラレールやトミカに囲まれている時間が一番楽しいのだと思い、私も一緒にプラレールを組立て電車を走らせたり、トミカごっこをしたりして遊ぶようにしました。
【くちびるお化け!?】ドラックストアで発見。
そんなある日、私は口紅がなくなってしまい近くのドラッグストアへ口紅を買いに行きました。出産してから育児に追われ、メイク時間は数分です。せめて口紅だけでも塗らなくてはと思い、急いでドラッグストアへ行きました。
「久々に見るコスメだー、ゆっくり見たいなー」とちょっと自分の世界に入り込んでしまったその瞬間、ちょっと離れたところにいた娘の顔がすごいことになっていました。お試し用のファンデーションを頬に塗り、口紅まで頬に塗られていたのです。
私は「ヤダー何してるの?」と思わず声が出てしまい、店員さんも気が付いて近寄って来てくれました。店員さんも親切に娘のメイクを落としてくれました。私はもう「すみません」と謝ることしかできませんでした。結局、口紅もゆっくり見ることもできず、適当に1本の口紅を購入して帰ってきました。
やっぱり娘は女の子。おしゃれはしたいもの。
娘はきっと本物の化粧道具を使いたかったのでしょう。義母にメイクしてもらったことも、きっと覚えていたのでしょうね。お店では、「穴があったら入りたい」気持ちでしたが、口紅が頬に塗られていた娘の顔を思い出したら、今でもちょっと笑ってしまいますね。
育児は大変ですが、子供が大きくなるにつれステキな思いでに変わっていくのが不思議です。
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