【妊娠と食事の関係】一体どれくらい影響するの? 

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妊娠すると今までの生活がガラリと変わってしまいます。つわりで食事も取りづらいですし、味覚も変わる場合もあり、突然今まで好きではなかった物が好きになったり、食べたくなったりします。私は二人こどもがいますが、初産の時はつわりが辛く、下のこどもの時はそうでもありませんでした。それでも食事に関してはかなり悩みものでした。

自分が体調不良でまずご飯が食べられるかどうかも悩みでしたが、好きな物ばかり食べることも出来ず、お腹の子に対する影響を考えると、悩みは尽きませんでした。急に自分だけの身体ではなくなったことが、一番不安で難しい問題でしたね。

そんなわけで当時はかなり一人で考え込んでいた時期もありましたが、幸いにも今はこども達含めて家族元気いっぱいに生活しています。ただ、今思うとみんな周りのママさん達はどうしてたんだろうとか、もっと良い食事が出来たんじゃないのかな、と思うこともあります。

今回は妊娠したことのある方へアンケート調査を踏実施してみたので、私の経験も踏まえて食事の注意点理想的な食事についてまとめてみました。

目次
妊娠した時、食事が及ぼす影響
妊娠した時の食事はどうしてた?
妊娠した時の理想的な食事とは?
まとめ

妊娠した時、【食事が及ぼす影響】

そもそも妊娠した時、食事が及ぼす影響とはどんなものがあるのでしょう。妊娠することで食事は単に自分だけのものではなくなります。当然お腹の赤ちゃんとは繋がっていますから、食事からの栄養には十分注意したいところです。

そんな中でもお医者さんが特に気をつけてほしいと、必ず注意を促されるのが塩分の摂取量です。現代社会では健康体の人でも気を付けなければいけませんが、妊娠期の塩分の取りすぎは妊娠高血圧症候群のリスクが高まります。

妊娠高血圧症候群とは一昔前までは妊娠中毒症などと言われていましたが、近年では妊娠高血圧症候群と名前を変えて、広く知られています。さてそれでは妊娠高血圧症候群になるとどうなるのでしょうか?

赤ちゃんの栄養はお母さんの胎盤を通じて送られます。妊娠高血圧症候群では重症の場合、胎盤の機能が低下し、血流が悪くなることで栄養や酸素が十分に供給されなくなり、それがもとで赤ちゃんに発育障害や脳へのダメージ、出産時には帝王切開など、最悪の場合は亡くなってしまうケースもあるそうです。母子共に健康に影響が出る可能性があります。

妊娠高血圧症候群は自覚症状が感じにくいのも特徴です。なので、日々意識して塩分を控えた食事を心掛け、定期的な検診を受けることがとても大事になってきます。

妊娠した時の食事はどうしてた?

妊娠する前も後も、仕事などで疲れて帰って来た時は食事の支度って正直面倒ですよね。私も外食して帰ったり、コンビニやインスタント食品を利用することがしばしばありました。実際大きな声では言えませんが、食べたら身体に影響が出そうで悪いと分かっていながらも、仕方なくお世話になった事は一度ではありませんでした。

そんな健康とは無縁の食事をした後は、急に赤ちゃんに影響があったらどうしようとか、いらないことばかり考えてしまって罪悪感すら感じたり…。みんなどうしてるんだろうと思っても、なんだか自分のだらしなさを公表してるみたいで聞いて回るのも変な話ですし、今でこそあの時どうだった、こうだったよと話せますが、あの当時はそんな余裕はありませんでした。

今回妊娠時の食事について、妊娠経験のある20代から30代のママさん50人にアンケート調査を実施してみました。当時どんな気持ちで食事と向き合っていたのか、客観的に見ることが出来ると思いますよ。

まず最初の質問は、妊娠時にカップ麺・インスタント食品・コンビニ弁当などの食品を食べたことがあるか?をアンケートしました。

結果は、「数回食べた」37人、「食べなかった」6人、「気にせず頻繁に食べた」7人でした。このアンケートを見て分かるように、大多数で皆さんカップ麺やインスタント食品を食べていることが分かります。やはり分かってはいても、時と場合によってはそういった手軽にとれる食品を食べてしまった。という経験があるママさんは多いみたいですね。

意外だったのは、全く気にしないで食べていたという方も7人いらっしゃったのには驚きました。考え方はまさに人それぞれなんだと改めて思い知らされました。

次にカップ麺・インスタント食品・コンビニ弁当を食べることに対してどういった感情を持っていたか?聞いてみました。

結果は、「仕方ないと割り切っている」29人、「特に何も感じていない」10人、「罪悪感がある」11人でした。仕方ないと割り切っている方が多数を占めている結果でした。こちらも人それぞれ家庭の状況が違いますから、どうしても頼らざるを得ない時は割り切って食べてた人が多いみたいですね。

実際つわりで体調が悪くなると、食べられる時に食べることが大事になってきます。どうしても手軽さゆえに食べてしまうのは分かるなと、当時を思い出してしまいました。特に妊娠初期ではまだ働いている方も大勢いらっしゃると思いますので、それが影響している結果かもしれませんね。

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最後に限定的な質問にはなりますが、妊娠初期にまだ働いていた方は自身や家族の食事の支度はどうされていたのでしょうか?アンケート結果の一部を箇条書きですが、まとめてみました。

・普段から自炊をこころがけていたので、妊娠初期もそのようにしていた。食欲はあまりわかないことが多かったが、幸いつわりや体調不良もなかったため、栄養摂取を義務として食事をしているようなところがあった。妊娠中には食べない方がよいとされる食材はなるべく使用しないようにして、栄養バランスに気をつけるようにしていた。

・全部自分で用意していました。つわりがある時には、無理せずお弁当を買ってきたりしてしのぎ、気分がいい時にまとめて常備菜を用意したりしていました。

・ヨシケイや生協などの食材セットを利用して、なるべく手間をかけずに調理できるような物を活用していました。

・基本的に自炊をしていました。しかしどうしても我慢できなくてファーストフードが食べたくなったときは、ストレス発散もかねて買って食べていました。

・自分で作るように努力していましたが、体調が悪い時は出来合いの物を買ったり、夫に作ってもらったりした。時々、実家の母が作った物を届けてくれた。

・悪阻がひどかった為、ほとんど夫がしてくれていました。食事は簡単なレトルトカレーやパスタが多かったです。

などなど、なんとか自力でこなしていた方も居れば、家族と協力しながら支えてもらった方、体調次第で出来合いの物を買ってくる方、まさに十人十色でした。人それぞれライフスタイルが違うので、どれが正解とは言いにくいかもしれませんが、やはり家族の支えは大事になってくると思います。自分一人の身体ではないからこそ、もっともっと家族を頼っていいのだと思います。

それからコメントにもあるように、自分でお買い物に出かけなくてもいいネットスーパーや宅配野菜などはとても便利ですよ。私も以前利用していた時は本当に助かりました。しかも食材も安心で安全な物が多く、ご家庭のお財布と相談にはなりますが、期間限定でそういった宅配を利用するのも、食事の影響を考えると妊娠を上手に乗り切るコツかもしれませんね。

妊娠した時の【理想的な食事】とは?

では妊娠した時の理想の食事とはどんな食事が良いのでしょうか。自分にとって都合の良い食事ばかりとっていては、長期的に考えると母子ともに影響が出てきてしまいます。

まずはかかりつけの産婦人科の先生に相談してみましょう。検診の時やそうでない時でも、不安になったりした場合は一人で悩まないで、連絡してみるのが良いでしょう。自分の身体を知っているお医者さんの言うことなら、不安も解消できますよね。

そしてそれでも不安が取れない人や、色々な角度から意見が欲しいといった場合は、各都道府県や市町村の妊娠相談などに、電話やメールをしてみると良いと思います。今回この妊娠と食事の影響について、私が住んでいる市町村の相談案内に電話して聞いてみましたので、参考になれば幸いです。

食事で食べてはいけない物はあるか?

聞いたところ実はこれといって特にないそうです。ただし塩分の量には注意してくださいとのことでした。これは最初書いた通り、塩分は妊娠時に妊娠高血圧症候群になるリスクを高める恐れがあるため、そこは気をつけるようにとアドバイスされました。

ただ人間が生きる上で塩というのは必要な栄養素の一つになりますので、まったく食べないわけにもいきません。当然お母さんと繋がっている赤ちゃんにも必要な栄養素となりますから、あくまでも塩分の量に気をつけるようにして下さい。目安は1日10グラム前後を意識してみてください。だいたい小さじで2杯くらいです。

つわりの時

つわりの時は本当に辛く、正直ご飯どころではない場合もあります。こんな時は、無理に食べず少し体調が良くなった時に食べられるものを食べるようにしてくださいとの事でした。食べれそうになった時の為に、予め食べられそうな物をお家に常備させとくのが良いでしょう。身体への負担やストレス軽減になります。

どうしてもいつ体調が良くなるか分からないので、そういった準備は大事になってくると思います。旦那さんやご家族がそばに居てくれない場合も多いですから、そんな時の為にも備えあれば患いなしです。

バランスのとれた理想の食事

極端に摂取する塩が少ないと、血液ができにくいなど状態が悪くなる可能性がありますので気を付けましょう。何気ない食べ物に塩分は含まれたりしますので、そういったものをできるだけ把握しながら、大事なことはバランスの良い食事を心がける事だと思います。

そんなバランスを意識した食事とは、和食をメインにしたメニュー構成が良いそうです。一汁三菜を意識し野菜もバランスよく取り入れ、食品に含まれている塩分を意識しながら食事をしてみてください。

可能な限りは自炊をし、仕方なくできない時は食品の成分を意識的に見る癖も必要になってくると思います。カップ麺やインスタント食品には思っている以上に塩分が入っていますから注意が必要です。ただ過度に意識し過ぎても疲れてしまうので、たまには普通に食事をしても良いと私は思います。神経質になりすぎて体調を崩したりしたら本末転倒ですからね。

まとめ

・塩分の取りすぎは妊娠高血圧症候群になるリスクが高まる
・妊娠した時の食事は、家族の支えも重要。
・疑問を感じたらお医者さんや自治体の妊娠相談に相談する。
・理想的な食事とはバランスの良い食事。
・和食を基本とした、一汁一菜を心がける。
・自炊できない時は、食品表示を見て購入する意識をつける
・たまには普通に食べたい物を食べてもいい

今回色々調べてみて、やっぱり日々の積み重ねや意識して継続していく大切さが分かった気がします。食事仕方、意識の問題で赤ちゃんに与える影響は計り知れません。だからこそ悩んで考えて、時には相談して、悪い影響ではなく良い影響が出るよう、まずは食事から見直していきたいですね。

余談ですが、私の母はあえて自分が嫌いな物を食べていたらしいです。母はお肉が嫌いなのであえてお腹の私の為に、お肉を意識的に食べていてくれたそうで、そんな母には改めて感謝ですね。このように好き嫌いを意識することも大事だと思いますよ。

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