食にまつわる資格は年々増えてきています。僕が取得している野菜ソムリエの資格もそうですね。
特に野菜果物にまつわる資格は、日常生活でも活かせることや取得しやすさから人気になっています。
よく野菜ソムリエと混同されがちな資格に「野菜コーディネーター」という資格があります。
そこで野菜ソムリエと野菜コーディネーターの違いはなんなのか?どっちがいいのか?
など、そんな二つの資格の疑問に、費用や取得方法や期間などをまじえて、野菜ソムリエの僕が解説していきます。
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野菜ソムリエとは?
まずは野菜ソムリエの解説です。
野菜ソムリエの資格は、一般社団法人日本野菜ソムリエ協会が認定する民間資格で、生産者と生活者の懸け橋になるのを目的とした資格です。
取得後は、飲食業、講師、料理教室、コラム執筆、企業メニュー開発、青果販売などの仕事で活かされています。
このサイトも野菜ソムリエになったのがきっかけで開設したので、そういった意味では活かし方は多種多様ですね。
資格取得者数は5万人以上で、取得者には芸能人も多く世間の認知度も80%以上となっています。
あなたもこのサイトに来たという事は、ググりましたよね??笑
野菜コーディネーターとは?
ではでは、お次は野菜コーディネーターの解説です。野菜コーディネーターの資格は、一般社団法人ホールフード協会が認定する民間資格です。
ホールフードとは、食を通して環境や未来を考えて暮らしていく。そんな暮らし方を表現する造語です。
そのホールフードを推奨するホールフード協会が認定する資格の一つに、この「野菜コーディネーター」の資格があります。
その他のにもホールフード協会では、以下の資格も通信講座で取得できます。
- 醸しにすと
- 和食にすと
- AGEフードコーディネーター
- スーパーフードプランナー
- Whole Foodジュニアマイスター
正直、あまり聞いたことない資格ばかりですが、主宰されているタカコ・ナカムラさんは料理研究家としても有名です。
最近では、余った野菜の皮や種を使った野菜のお出汁「ベジブロス」を広めたことでも有名なんです。
その他にも、50℃洗いや塩麹など食のトレンドを常に発信し続けている先生です。
ベジブロス!?なにそれ?と思った場合は下の記事をどうぞ。
野菜ソムリエと野菜コーディネーターの違い
ここまで簡単に野菜ソムリエと野菜コーディネーターについて解説してきました。
ではこの2つの資格の違いについて、ここから詳しく解説していきます。
2つの違いを比べる為、以下のポイントを見ていきます。
- 受講方法
- 費用
- 難易度
- 取得期間
野菜ソムリエと野菜コーディネーターの違いについて順番にこの4つを見ていきましょう。
簡単な表にまとめると、
資格名 | 野菜ソムリエ | 野菜コーディネーター |
受講方法 | コースにもよるが2~4の受講スタイル | 通信講座のみ |
費用 | 最低でも¥148,000~ | ¥38,700 |
難易度 | 簡単 | 簡単 |
取得期間 | 1~4ヶ月くらい | 4ヶ月くらい |
では受講方法から見ていきましょう!
受講方法
受講方法はかなり重要です。理由は受講方法があなたのライフスタイルに合わせられなければ、取得することが難しいからです。
仕事をしていても、時間が無くても、取得できるかどうかは受講の方法(通学制or通信制)によって変わってきます。
主催している法人が違うので、違いがあって当然だと思うので、しっかり意識してみていきましょう。
野菜ソムリエの受講方法
野菜ソムリエは3つのコース別(難易度)に、2~4つの受講方法があります。
- 通学制
- 半通学制
- 通信制
- 通信制(地域校ワーク付き)
- 通学制
- 通信制
- 非公開
詳しい各コースの説明や受講方法についてはコチラの記事↓
初級に該当する野菜ソムリエコースには、受講スタイルも4つ用意されているのでお好きな受講方法が選べますよ。
野菜コーディネーターの受講方法
一方で野菜コーディネーターは通信講座のみとなっていて、自宅で勉強するスタイルです。
テキスト教材とDVD教材で勉強後、各項目で課題を提出していき、合格基準に達すると認定資格が取得できます。
費用
受講するにあたって、一番気になるのは費用だと思います。
どうしてもお金が掛かってしまうのは仕方ないとは言え、人それぞれ懐事情はあると思いますので、しっかり解説していきます。
野菜ソムリエの費用
野菜ソムリエはコース別に金額が違います。詳しくは別の記事で解説していますが、
簡単説明すると下の表の様になります。野菜ソムリエのコース | 費用 | 難易度 |
野菜ソムリエ | ¥148,000(税込み) | 簡単 |
野菜ソムリエプロ | 進学制度利用時 ¥172,500(税込み) | 難しい |
プロから受講時 ¥320,500(税込み) | ||
野菜ソムリエ上級プロ | ¥270,000(税込み) | かなり難しい |
全て取得する場合 | ¥590,500 or ¥738,500 |
初めての方は、野菜ソムリエか野菜ソムリエプロしか受講できないので、確認してみて下さい。
ちなみに、どのコースでも合格すれば野菜ソムリエを名乗ることが出来ます。
野菜コーディネーターの費用
野菜コーディネーターを受講するには¥38,700円となっています。送料は掛かりません。
特にその後お金がかかる事もないので安心です。
費用面ではかなり違いがあるので、覚えておいてください。
難易度
資格を取るのに、あまりにも難しすぎるようなら気後れしちゃいますよね。資格取得の難易度はどうでしょうか?
野菜ソムリエの難易度
野菜ソムリエは講義やテキスト学習の後、修了試験に合格することで資格取得となります。
僕の実体験からお話しすると、受講コースにもよりますが、野菜ソムリエコースなら比較的簡単に取得出来ると思います。
難易度についても別の記事で解説していますが、
隙間時間に勉強する事で取得可能です。
ただ野菜ソムリエプロコースからは難易度がグッと上がるので、そういった意味でもこのコースから本気度がとわれてきます。
野菜コーディネーターの難易度
野菜コーディネーターは、各テーマに沿った課題レポートの提出によって、合格基準を満たせれば認定となります。試験はありません。
比較的短期間で資格を取得される方が多いようで、取得期間も4ヶ月が標準期間とされているので、そんなに難易度に違いはないと思います
取得期間
最後に、資格取得にかかる期間を比較してみたいと思います。
もちろん人それぞれ環境が違うので個人差はありますが、目安となるポイントです。
野菜ソムリエの取得期間
野菜ソムリエコースのお話をすれば、最短で1ヶ月で取得された方も居たそうです。
ちなみに僕の場合4ヶ月ほどかかりました。仕事をしながらだったので無理なくすすめていくと、これくらいだったかなと思っています。
ザックリ言っちゃうと、半年あればほとんどの人が合格できるんじゃないでしょうか。
野菜コーディネーターの取得期間
資格取得における標準期間が4ヶ月とされていますので、それを目指して勉強していくのが良いと思います。
取得期間については、野菜ソムリエのコースと同じくらいだと思いますので、そこまで違いはないと思いますよ。
最後にもう一度表で2つの違いを確認してみましょう。
資格名 | 野菜ソムリエ | 野菜コーディネーター |
受講方法 | コースにもよるが2~4の受講スタイル | 通信講座のみ |
費用 | 最低でも¥148,000~ | ¥38,700 |
難易度 | 簡単 | 簡単 |
取得期間 | 1~4ヶ月くらい | 4ヶ月くらい |
【どっちが良いの?】野菜ソムリエと野菜コーディネーター
ここまで野菜ソムリエと野菜コーディネーターの違いについて解説してきました。
結局どっちの資格がいいのか?そんな声もちらほら聞こえてきそうなので、簡単にアドバイスするなら、下の様な解釈で良いと思います。
でも本音を言えば、「どっちでもいい!」ん?!なんか文句が聞こえてきそうな。笑
というのも、どちらの資格も基礎的な野菜の知識が手に入りますし、基本的な部分ではどちらも申し分ない内容だからです。
それでも、どういった視点で見るかによっては違いが出てくるので、ポイント別に解説していきます。
- コスパ
- 認知度(信頼性)
コスパ
何と言ってもお金は大事です。コスパに関しては言うまでもなく野菜コーディネーターの圧勝でしょう。
野菜ソムリエはどのコースも10万円以上してしまうので、やっぱり比べてしまうとその半額以下で野菜の勉強ができるのは魅力的です。
野菜ソムリエ | 野菜コーディネーター | |
費用 | ¥148,000~¥320,500 | ¥38,700 |
あなたが野菜の知識を取り入れて日々の生活を豊かにしたい。日常生活に活かしたい。と考えているなら、野菜コーディネーターでも問題ないと思います。
認知度(資格の信頼性)
資格に関しては両方とも認定を受けた民間資格なので、履歴書にもしっかり書くことが出来ます。
ただ認知度が低いということは、あまり世間に知られていないという事なので、認知度が低い資格はあまり評価されません。
残念ながら資格の信頼性・権威性が低いということです。
そういった意味では、野菜ソムリエの方が断然認知度は高い資格です。
今や認知度は80%以上と言われているので、知らない人は居ないといって良いです。
僕は仕事が飲食業なので、普段のお客様との会話の中でも野菜ソムリエの認知度が上がってきたの感じています。10年前より確実に上がってますね。
一方、野菜コーディネーターというとどうしても認知度は低いです。
まとめ
・野菜ソムリエと野菜コーディネーターは、費用と受講方法に大きく違いが出てくる。
・ビジネスに活用したい人は野菜ソムリエ。
・日々の生活に活かしたい人は野菜コーディネーター。
・野菜の知識に関してはどちらを選んでも問題なくスキルアップできる。
・資格を活かすも殺すも自分次第なので、しっかり目的を持つ事が大事。
いかがだったでしょうか?2つの資格に違いはあれど、野菜の知識が高まるのは間違いないので、ぜひ受講してみて下さい。
最後に僕の考えもお伝えしておきます。
野菜ソムリエ【ダイチの考え】
どっちの資格がいいか?その答えに僕がどっちでもいい!と、お伝えした理由は、別に面倒だった訳ではありません。どっちが良いとも言えないからです。
結局、この資格をどう活かすかによって、資格に意味があるか、ないか、違いが出てくるんだと思います。
あなたがもし野菜の知識を手に入れたいだけなら、どっちでも手に入ります。
あなたがもし野菜の知識を生活に活かしたいなら、野菜コーディネーターの方が安いです。
あなたがもしビジネスシーンで活かして行きたいなら、認知度のある野菜ソムリエです。
こんな感じに、あなたの資格を取る目的次第でどっちが良いか変わってきます。
僕は野菜ソムリエですが、野菜ソムリエが良いというつもりはありません。野菜ソムリエだって学んだことを活かさなければ、意味のない価値のない資格になってしまうからです。
僕は普段の仕事や、こうして野菜に関するサイトを開設したことで、学んだ知識を活かすことが出来ています。
なのでぜひ一度資料請求や体験会に参加してみて下さいね。とりあえず受講までは無料なので気楽にどうぞ。笑
その他の野菜果物の資格も見てみたい人はコチラ