女性に大人気な野菜と言えばアボカドです。そんなあなたもこの記事に来たということは、アボカド好きな一人だと思います。
クリーミーで濃厚なアボカドを食べるためには、まず皮を剥き、【種】を取らないといけません。
ただアボカドの扱いが慣れてない人が種を取ろうとすると、グチャっ…。となった事ありませんか?食べたいのに、種が上手く取れないという声も聞きます。
そこで今回はアボカドの種が上手く取れない理由や、取り方、簡単に安全に取る方法を、動画や写真を交えて、解説していこうと思います。
実践的な部分は最後に「アボカドの種の取り方動画」で動画にしてあります。動画の方が伝わりやすいと思うので、動画だけで良いと言う方は上記をクリックしてみて下さいね。
[mokuji]アボカドの種が取れない理由
アボカドの種が上手く取れない原因。あなたは自分が単純に取るのが下手(不器用)だからという理由だと思っていませんか?
ハッキリと言いましょう。違います。
私は普段仕事でアボカドをよく使いますが、今からお伝えするポイントを意識して調理しているので、全く苦労せずにアボカドの種を取ることができます。
そのポイントが
スプーンか包丁を使う
の2つです。順を追って説明します。
熟したアボカドを使う
もう正直、この理由がアボカドの種が取れない理由のほとんどだと思います。
そもそも最初の段階、熟していないアボカドを選んでいる時点であなたの負けです。上手く種が取れなくて当たり前です。
熟していないアボカド。つまり固くて緑色、食べ頃でないアボカドです。
[chat] この場合、プロの私でも無理です。どんなに慣れていてもアボカドの種を綺麗に取ることはできません。[/chat]
皮も剥きづらい
実は熟していないアボカドは種以前に、皮も剥きづらいです。
本来、熟しているアボカドは、皮を剥こうとするとペリッと簡単に手で剥けてしまうんですが、固く熟していないアボカドは、同じ要領でやろうとしても上手くできません。
ゆで卵が上手く剥けない時のように、少し剥けたら千切れてしまいます。
なので、熟していないアボカドをチョイスした時点で、種うんぬん以前にグチャグチャになってしまう可能性大なんです。
スプーンか包丁を使う
いざ種を取ろうとした時、よくスプーンを使う場合がありますが、包丁でも簡単に取ることができます。
だって、熟したアボカドなら包丁で一瞬で簡単に取れますからね。種の取り方については後ほどじっくり説明します。
もちろんスプーンでも問題なく取れるので、安全にやりたい場合はスプーンでやりましょう。
ただ包丁の方が作業の流れもスムーズですし、熟したアボカドは果肉が柔らかいので、スプーンだと余計な部分をそぎ取ってしまうかもしれません。
スプーンで取る場合は、ディップやソースにする用途で使う場合は問題ありませんが、そのまま形を残したい場合は、包丁を使って取ってしまいましょう。
アボカドを早く熟させる方法
とにもかくにも、アボカドの種の取り方で一番のポイントは、熟したアボカドを使うかどうかです。
ただスーパーや八百屋さんにあるアボカドは、基本的に、固く緑色で熟していないアボカドが多いです。
そんな時、より早く食べられる状態(完熟)にするために追熟する方法があります。
それがリンゴと一緒の袋に入れておく方法です。
リンゴと一緒に入れておくことで、リンゴから出るエチレンガス(植物ホルモン)がアボカドをより早く熟させてくれます。
この方法はバナナやキウイフルーツなど、少し置いて食べごろを見て食べなければいけない果実などに有効な裏技なので、ぜひ実践してみて下さい。
[/chat] このエチレンガスの詳しい内容は以下のリンクに貼っておくの、興味があれば読んでみてくださいね。
アボカドの種の取り方
では、気になるアボカドの種の取り方を写真を交えて解説していきます。
アボカドを見極める
大前提に熟したアボカドを見極めることが何よりも大事です。何度も言うようにですが、この選び方で全てが決まると言ってもいいです。
熟したアボカドを選んでしまえば、難しいことはありません。
まずはヘタの部分を目印に半割にアボカドを切っていきます。
完熟のアボカドは果肉が柔らかいので、あまり力いっぱいにまな板に押し当てて切らないようにしましょう。
包丁を入れ、種の感触があるまで切れたら、回転させて反対側も切っていきます。
種に包丁を当てながら一周切れたら、アボカドを両手で左右にねじります。
グリっと
そうすると簡単に半分に切り離すことができます。
[chat] 熟していないと切れ込みを入れても、種が果肉から上手く離れてくれないので、ねじれません。[/chat] 半分にできたら片方は種が取れているはずです。後は種がついている側の、種の取り方です。
種に包丁を食い込ませて、左右にひねります。
そうすると簡単にポロッと取れちゃいます。
難しいことはありません。この時勢い良く種に包丁を食い込ませる人もいますが、慣れるまでは危ないので、ゆっくりやってみて下さい。
アボカドの種の取り方動画
最後に私が実際に調理した動画も用意したので、復習も兼ねて視聴してみて下さい。
文章では伝わりにくいことは結構あります。出来るだけゆっくりと丁寧に取り方解説をしているので、参考になるとおもます。
まとめ
[matome] ・アボカドの種が取れない理由の殆どは、熟していないから。・アボカドが熟していない場合はプロでも種を上手く取れない。追熟しよう。
・アボカドの種はスプーンでも取れるが、包丁の方が綺麗に簡単に取れる。
[/matome] いかがだったでしょうか。文章と写真では伝わりにくい部分もあると思うので、動画も確認しながら、アボカドの種を取り方をマスターして下さいね。
取れたアボカドの種は、水で煮出してアボカド種茶や、水耕栽培で観賞用としても利用している人も居るので、興味があればやってみても楽しいかもですね。
種の取り方は慣れてしまえば簡単ですが、種の表面はアボカドの果肉と接していた部分なので、結構滑ります。
そのせいで包丁が滑ってしまう可能性があるので、そこは十分意識して、安全に種を取っていきましょう。
アボカドの栄養については以下のリンクに貼っておきます。
今回はアボカドの種の取り方についての記事でした。